2020年9月に全サイトの検索順位が大きく変動?
今年の3月、Googleより「ウェブ全体のモバイルファーストインデックス登録化」が発表されました。
本記事では、全webサイトがモバイルファーストインデックス登録化されると、どう影響するのかについて記載します。
(引用 Googleウェブマスター向け公式ブログ)
https://webmaster-ja.googleblog.com/2020/03/announcing-mobile-first-indexing-for.html
目次
モバイルファーストインデックスとは?
以前までのGoogleは、PC向けのホームページをチェックした上で、検索順位を決定していました。
それから徐々にPC向け・スマホ向けホームページそれぞれをチェックするようになり、検索順位を決定しました。
しかし2020年9月からは、スマホ向けホームページのみをチェックし、サイトを評価します。これがモバイルファーストインデックス(以下MFI)です。
これは検索順位の決定基準だけでなく、ホームページのインデックス(各ページがGoogleに登録されること)にも影響があります。
すべてのホームページがMFI登録化されると、どう影響する?
2020年9月以降、スマホ向けに最適化されていないホームページの検索順位が下落すると予想されます。
今やホームページ閲覧者の60%〜80%がスマホ経由です。
そのスマホユーザーに見やすいサイトは評価し、見づらいサイトは評価が下がるというのは当たり前の流れでもあります。
スマホ最適化の定義は?
世にあるホームページは主に下記3種類に分類されます。
その中でも「正しいスマホ最適化はどのようなホームページか?」について記載します。
パソコン向けサイトのみ
スマホで閲覧しても、パソコン用のホームページが表示されるサイトです。
この場合は検索順に大きな影響があると予想されます。
パソコン向け・スマホ向けを分けている
パソコン用サイトと、スマホ用サイトをそれぞれ別ドメインで運用しているケースです。
スマホ向けサイトにも、パソコン向けと同じ情報・同じキーワード対策を行っていれば大方問題ありませんが、スマホサイトのみ簡略化しているケースも多くあります。
※ただしこの場合、両サイト同じコンテンツが掲載されているので、重複コンテンツによるペナルティを避ける設定が必要です。
参考 https://webmaster-ja.googleblog.com/2011/11/url.html
スマホ最適化とはレスポンシブデザインで制作しているサイト
パソコン用サイトと、スマホ用サイトを同一ドメインで管理する、いわゆるレスポンシブwebデザインで制作しているサイトがベストです。
この場合はスマホ最適化もされており、重複コンテンツの心配もありません。
webサイトがスマホ最適化されているかを確認する方法
確認する方法は簡単で、Googleが提供している「モバイルフレンドリーテスト(https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja)」にて行えます。
上記のように表示されれば、スマホに最適化されているということになります。
上記のように表示されれば、スマホに最適化されていないということになります。
MFIのまとめ
まだレスポンシブwebデザインに対応していない方は、2020年9月までに対応させましょう。
せっかくSEO対策を行っていても、検索順位やアクセス数に大きく影響が出てしまいます。
スマホ最適化をご検討中の方は、一度ご相談ください。